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2022年2月22日WMG2021関西 自転車(ロードレース)競技のバーチャルコースが完成

ワールドマスターズゲームズ(WMG)2021関西の自転車(ロードレース)競技のバーチャルコースが完成し、アプリを使用して自宅で体験可能になりました。バーチャルコースは、AR(拡張現実)プラットフォーム「ROUVY(ルービー)」が鳥取県倉吉市・北栄町特設ロードコース(1週16.4km)を実写したもので、世界中にいる同社のアプリ使用者がアバター(分身)を通して本番同様にコースを走ることができます。
コースの完成を機に、WMG2021関西自転車競技倉吉市・北栄町実行委員会は、2月27日(日)にバーチャル・eレースを開催します。世界中のスポーツ愛好家が自宅からeレースに参加し、タイムを競い合います。
一連の企画は、流通科学大学の学生が発案したもの。2020年12月16日にWMG2021関西組織委員会がスポーツコミッション関西と開催した「インターカレッジ・コンペティション2020」で準優勝を受賞した同大学人間社会学部山口ゼミ木村チームによる「eレースを通じて倉吉市のコースに関心を持った方に実際に訪れてもらい、サイクルツーリズムの促進につなげる」という発展性ある提案を受け、WMG2021関西自転車競技倉吉市・北栄町実行委員会が事業化しました。

バーチャル・eレースの詳細は、こちらをご覧ください。
「WMG2021関西自転車ロード バーチャル・eレース」開催のお知らせ

バーチャルコース(イメージ)

ROUVY(ルービー)とは

Virtual Training s.r.o社(本社:チェコ)が運営するAR(拡張現実)プラットフォーム。実写を使ったバーチャルなサイクリングコースを、アプリを通じて自宅にいながら体験できる。日本をはじめ世界各国300以上の実写映像コースを収録し、アスリートからビギナーのサイクリストまで幅広く利用されている。誰もが実在するコースをオンライン上で、アバター(分身)を通して一緒に走ることができる。同社はLa Vuelta、Tour de Suisseをはじめとする世界中の自転車レースのオフィシャルパートナー。

インターカレッジ・コンペティションとは

2014年からスポーツコミッション関西が主催(2018年から当組織委員会が共催)し、WMG2021関西の知名度向上や機運醸成、大会をきっかけにした地域振興策などを、従来の思考にとらわれない大胆かつユニークな発想と豊かな感性を持つ学生から広く集める目的で毎年開催している。
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