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2022年1月12日インターカレッジ・コンペティション2021 近畿大学が優勝
最優秀賞・スポーツ庁長官賞を授賞

公益財団法人ワールドマスターズゲームズ(WMG)2021関西組織委員会とスポーツコミッション関西は1月11日(火)にドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター/大阪市中央区)で「インターカレッジ・コンペティション2021」を開催し、決勝戦で近畿大学(経営学部名渕ゼミ松永チーム)が優勝、最優秀賞・スポーツ庁長官賞を授賞しました。
近畿大学名渕ゼミ松永チームの企画テーマは、「スポーツ格差“ゼロ”社会を関西から」。経済的な理由からスポーツをする余裕のない子供たちに学生や大学がスポーツに親しんでもらう機会を提供することで、誰もが平等にスポーツを楽しむ環境づくりを目的とした企画です。最初の取組として、子ども食堂に通う子ども達を対象に、同ゼミを主体に学生を指導者とするサッカー教室の実施を進め、実績を踏まえて指導のレベル上げや対象となる子どもの拡大、最終的に関西の大学全体に広く訴求を行うという内容でした。
審査員長の原田 宗彦氏(一般社団法人日本スポーツツーリズム推進機構会長/大阪体育大学学長)は、「子ども食堂に着目し、スポーツと結びつけたのは秀逸。日本オリジナルのスポーツ・イン・ライフの啓蒙につながる取組である」ことなどが審査員から高い評価を得たと講評しました。
インターカレッジ・コンペティションでは、関西を中心とした10大学22チームが「WMG2021関西の開催に向けて、スポーツ振興や地域振興のために大学が関西全体、または関西各地域と協力して取組む施策」を企画・提案し、当日午前中の予選を勝ち抜いた6チームが決勝でプレゼンテーションを行いました。準優勝のWMG2021関西組織委員会賞は、大阪体育大学(体育学部藤本ゼミ野寄チーム)の「OUHS Ecology Project~スポーツ資源の利活用~」が受賞しました。
<center>全員参加フォトセッション</center>
全員参加フォトセッション
<center>近畿大学松永チームによる決勝プレゼンテーション</center>
近畿大学松永チームによる決勝プレゼンテーション

インターカレッジ・コンペティション2021 受賞結果

各賞大学名チーム名企画テーマ
最優秀賞・スポーツ庁長官賞近畿大学名渕ゼミ
松永チーム
スポーツ格差“ゼロ”社会を関西から
WMG2021関西組織委員会賞大阪体育大学藤本ゼミ
野寄チーム
OUHS Ecology Project ~スポーツ資源の利活用~
スポーツコミッション関西賞中京大学/
和歌山大学
伊藤ゼミ
山本チーム
「やさしい日本語」で在留外国人おもてなしプロジェクト
-関西で繋げる国際交流から多様性の社会へ-
日本スポーツ協会賞近畿大学高橋ゼミ
間嶋チーム
スマスポ~スポーツをもっとスマートに~
関西広域連合賞近畿大学高橋ゼミ
松中チーム
KINZAP ~働き世代の健康プロジェクト~
関西経済同友会賞近畿大学名渕ゼミ
金川チーム
競技用道具貸出の仕組みについて
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決勝プレゼンテーションについて

・予選を勝ち抜いた6チームによる決勝戦
・プレゼンテーション時間は1チームあたり10分
・各審査員が下記5項目により採点
・審査員8名の総合計点数により賞を決定

●審査項目と評価について(予選も同様)
審査項目は5項目/各項目10点/合計50点満点
【オリジナリティ―】他であまり見聞きしたことがなく、ユニークな企画であったか?
【論理性】提案の構造や道筋がはっきりした、納得を得られる提案であったか?
【インパクト】提案が力強く、驚きや強い印象を与えられる内容だったか?
【実現可能性】採算性やスケジュール、各種規制等のクリアなど十分な検討があったか?
【プレゼンテーション力】提案や説明が分かりやすく、引き付けられる表現になっていたか?

★スポーツ庁長官賞は、下記3条件を満たした場合に授与
 ●全参加者の中で合計点が最高点である。
 ●得点率が75%以上である。
 ●最も多くの審査員が一位評価をしている。

※決勝の様子はYouTubeで動画配信しております。(動画は予告なく削除する可能性があります。)